毎日が びゅんびゅん通り過ぎて
なんだか私という輪郭が
曖昧になっていくようでした
あなたが連れ出してくれなければ
涙も凍ったまま
くしゃくしゃの笑顔もできないまま
時の中にあとかたもなく
埋もれてしまいそうでした
久しぶりに笑った
ある朝の帰り道
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